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本田技研工業株式会社さま vol.6-2|プロフェッショナル ダイアログ

登場人物

本田技研工業株式会社
日本営業本部 営業開発室
マーケティング戦略ブロック 主幹
渡辺 春樹さま

本田技研工業株式会社
日本営業本部 営業開発室
マーケティング戦略ブロック 主任
谷口 慎介さま

株式会社マーズフラッグ
代表取締役社長
武井 信也

もくじ

モバイルの牙城をいかに切り崩すかが今後のテーマ

武井 トリプルメディア×トリプルスクリーンの将来を考えるとき、一つ懸念材料となるのが携帯を含めたモバイルの世界だと思います。一般に「ガラパゴス化」と揶揄されるように、世界と比べて日本のモバイルはかなり特殊な状況になっていますね。

渡辺 トリプスルスクリーンでいえばパソコン、つまりネットワークの世界は情報交換にほぼ垣根がない状態になっています。またテレビも放送法のような利権はあっても、長い目で見れば開放されていくでしょう。しかし、モバイルの分野だけは各キャリアの支配力が強くて、オープン化が進んでいるとはいえません。

武井 1995年といえばWindows95が生まれた年ですし、インターネットを利用するブラウザとしてNetscape Navigatorがナンバー1ブラウザの地位を確立したころですね。

渡辺 その以前にもパソコン通信はありましたが、これはネットワーク活用の主流にはならないと思っていました。しかし、Netscape Navigatorがネットワークを親しみやすくしたことで新しい時代が見えましたから、Webをツールとしてうまく活用し、本田技研のビジネスをもっとよくしたいと考えたわけです。

武井 私はパソコン通信でネットワークの世界に興味を持ち、Netscape Navigatorで自由に情報を共有できる点に手ごたえを感じて起業しました。その経験から考えると、今のモバイルは大手プロバイダが情報や運営を一手に握ったパソコン通信の空気から抜け出していませんね。

渡辺 情報発信者と情報消費者の間に余計な仕組みがあるからオープンな環境になりにくいのです。例えば勝手サイト。公式メニューから検索をかけてもヒットしなかったり、メインの導線が勝手サイトには向かないような仕組みになっている。だから公式サイトと勝手サイトの間の格差は広がるばかりという......こういう歪つな状態ではリサーチの舞台として不完全だから、当社を含めた広告主はモバイルをマーケットとは捉えにくいのです。

武井 情報発信者も情報消費者もそこに飽き足らなさを感じている人は多いと思います。しかし、そういう政治的な部分には立ち入りにくいのも確かです。モバイルの世界がオープン化され、対等な勝負ができるような土壌は生まれないのでしょうか?

渡辺 各キャリアの言い分もわかるんですよ。以前に比べれば課金の仕組みなどが整備されたのも確かですし、何よりもインフラを維持しているという一番わかりやすい大義もありますから。しかし、その利権を切り崩していかなければ、将来が閉ざされてしまうかもしれません。それを避けるために、私たちは(社)オープンモバイルコンソーシアムを立ち上げて、最終的にはパソコンのネットワークのような状況まで環境をオープン化したいと考えています。

武井 私もそのあたりについては調べましたが、総務省もオープン化には現状で賛成のようですね。コンソーシアムへの加入についてですが、前向きに検討させていただきます(笑)

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