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秦 由加子 × 武井 信也 スペシャル対談 Vol.1

2017年4月25日(火)

2016年に行われたリオデジャネイロ大会で見事6位入賞を果たしたパラトライアスリートの秦 由加子選手(マーズフラッグ・稲毛インター)。

リオからの帰国後も精力的に大会に挑み、トップアスリートとして活躍している秦選手と、年間150回以上のフライトで世界を駆け回るマーズフラッグの代表・武井 信也が対談を行いました。

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登場人物のご紹介

秦 由加子 選手

マーズフラッグ・稲毛インター

パラトライアスリート

武井 信也

株式会社マーズフラッグ

代表取締役社長

インタビュアー

橋本 由布子 さん

不思議な縁で結ばれたマーズフラッグ×秦 由加子

橋本IT企業とパラアスリート。一見何の接点もないように思うのですが、マーズフラッグが秦さんとスポンサー契約するきっかけは何だったのでしょうか?

武井「うちの役員が秦さんと同じジムに通っていて、『武井さん、可愛い子がいるんですよ』って紹介されたのがそもそものきっかけです(笑)。でも、秦さんとは不思議な縁が重なるよね。偶然にも秦さんのコーチが僕の高校の先輩だったり、秦さんが務めている企業がうちの主要取引先であったり。先日も新任の部長様が挨拶に来てくれたんですけど、『武井さん、秦 由加子って知っていますか? 僕の部下なんですよ』って(笑)」

秦選手「そうだったんですか! それは知りませんでした(笑)。でも武井さんやマーズフラッグとは、本当にご縁を感じます。リオに出発する日も成田空港でばったり会いましたし。同じ時間に発つ便だったんですよね?」

武井「そう、あれもすごい偶然だったよね。前日に壮行会があって『頑張ってね』って送り出したと思ったら、朝の成田。隣のゲートがザワザワしてるんで、見たらJAL主催の出発式でスピーチしてる秦さんがいて。僕はその日、中国に出張だったから、同じ時間に逆の方向に飛んだのだけど、そもそも成田を使うことなんて年にそれほどないのに、そこで会っちゃった(笑)」

秦選手「出発の直前だったので、そこで会えたのは嬉しかったです」

橋本面白いくらいに偶然が重なりますね!

武井「実はブラジルでも奇跡体験をしたんですよ。本当は秦さんの応援にめちゃくちゃ行きたかったのですが、他の仕事で叶わなくて…。でもどうしてもリオデジャネイロ大会の空気が残っているうちにリオに行きたい!と思ってた。そうしたら、従兄弟がたまたまサンパウロに住んでいることを知ったんです。

取引先の支社がいくつかあるので、出張も兼ねてブラジルに出かけたんですけど、うっかり秦さんが勤めている企業へのアポイントを取り忘れていたんですよ。それでどうしよう…って思っていたら、従兄弟が『子どもの保育園のお友達のパパに、その企業に勤めている人がいるよ』って。

その方を紹介してもらって会ってみたら、『先日、パラ大会を見に行って感動しました!』って言うんですよ。それで『何を観たんですか?』って聞いたら、『絶対に知らないと思うんですけど、パラにトライアスロンがあるんですよ。実はうちの社員が出たんですよ』って。それまでプレゼンをしていて、会議室の大きな画面に僕のパソコンが映っていたので、Googleで『マーズフラッグ 秦 由加子』って入力してEnterキーを押したら…『エッ???』って、フリーズしちゃったよ(笑)。僕もドッキリカメラが仕掛けられているんじゃないかって、キョロキョロしちゃいました」

秦選手「サンパウロで働く同僚たちが、現地に売っている大福を買って応援に来てくださったんですよ。日本食を食べてリラックスしてって。あれもすごく励みになりました」

夢の舞台に立ったとき…

橋本現地で働く同僚たちも応援に来てくれたというリオデジャネイロ・パラ大会。マーズフラッグの社員たちもTwitterの速報を見ながら声援を送ったそうですが、リオでの体験は秦さんにとってどのようなものだったのでしょう?

秦選手「2007年に競泳を始め、2008年に行われた北京パラリンピックを見て、この大会に出たいと思い、8年間パラリンピックに出場することを目標に頑張ってきました。2012年のロンドンで競泳の選考に落ち、2013年にトライアスロンに転向して、やっと手にしたパラリンピックへの切符。スタート地点に立てただけでも大きな感動がありました」

武井「僕も代表に選ばれたって聞いたときはびっくりしました。いつかは出るんだろうと思っていたけど、まさかこんなにも早く出られるとは。しかもトライアスロンは今回のリオデジャネイロ大会で始めて採用された種目なんだよね。非現実が現実になったような感覚だったの?」

秦選手「はい。観客のいるビーチから少し離れたところがスタート地点だったのですが、20〜30分ほどそこでの待機時間があったんです。その間、向こう側のビーチはものすごく盛り上がっていたのですが、こちら側の選手たちはみんな静かにその時を待っていました。その光景がまさに夢の中にいるかのようで…。遠くの喧噪を眺めながら、冷静に『私、今リオデジャネイロ大会に出ているんだ』って、突然涙があふれてきました。あの時の光景ははっきりと覚えていますし、一生忘れることができないと思います」

つづきはこちら ⇒ スペシャル対談 第2回

発行:株式会社マーズフラッグ

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